ケイブサラマンダー |
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ケイブサラマンダー(Eurycea lucifuga ) オハイオ、南インディアナ、ケンタッキー州等に分布する、全長15cm程 (尾が全長の半分を占める)の細長いサラマンダー。 洞窟等の薄暗い冷涼で湿潤な環境を好み、産卵も洞窟流や半地下の 湧水などで行われる。若い個体では黄色味を帯び、尾は成体ほど長くはない。 産卵は地域により時期に差があるようで同年に2度見られる事もあるという。 ハコネと同じく棲息環境が厳しい場所での繁殖戦略なのだろう。 卵は大卵で直径5mm、5−120個程を産むようだ。 オスは繁殖期には鼻先が肥大し牙のような突起ができる。 その突起でメスの体を傷つけ、フェロモンをこすりつけるという 求愛行動を行う。 |
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成体は朱色やオレンジの体色に黒の細かい斑紋を持つ、とても美しいサラマンダー。 |
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秋ごろからオスは鼻腔の下に牙のような 突起ができる。 他のEurycea 同様、メスの皮膚を傷つけて フェロモンをこすりつける。 |
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高齢だからか、黒化する個体 | 左個体全身 09年 |
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飼育1例 水に入る事は通常無いのだが高い湿度を好む為、水場はある方がいい。 水中モーターで陸上に水を落とすのもいい方法だと思う。 シェルターは不可欠だが複雑にする必要はない。ただ何も隠れる場所が無いと落ち着かず、人が来るとダッシュで逃げまくり負傷したり拒食したりするので少し体が見えるぐらいの物を設置してやると日中でも餌を追いかけて出てくる等、観察しやすくなる。 餌は臆病な為、人工餌には餌付かないが小コオロギやワラジ虫など小さい活餌にはすぐに興味を示し、舌を伸ばして捕食する。 水槽の壁面など簡単に登るので蓋は不可欠。私はサニー板で返しを作り、その上に金網蓋を置いて使っている。 冷涼な環境に棲息するため温度は20℃前後に設定する。 夏は確実に冷却設備が必要になる種だと思う。 |
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